でもでもっ。

私と晴弥…

まだ、手しかつないだ事ないしっ!

あ、何回か抱きしめられたけど。









そんな…

一緒のベッドだなんてぇ~。









「小春、頑張って晴弥くんが日本にいる間にモノにするのよっ。」

「はぁっ!?お母さん、何言っちゃってるのぉ?ありえないから~っ」

「だって、晴弥くん。また二人きりにするって言ったら、どうしても今度は家にいて欲しいって言うし…。

それなら小春と一緒の部屋じゃないと部屋数足りないから、それでもいいかって聞いたら、それでもいいって」

え。

それって詐欺じゃん。

お母さんたちの部屋、元々ココじゃないしっ。





「晴弥くんね、小春は大切にしたいから、そういう事はしませんって言い切ってたから…小春から頑張ってねっ!」

お母さんは、笑顔でまた一階に下りていった。

ニコニコ笑いながら言うお母さんに、

…殺意を覚えた。