噂の彼の甘い罠2アイドルと秘密の恋愛

晴弥が怒り出すであろう前に、テーブルに頭をついて…謝った。


「晴弥、ごめんなさいっ…。あの…私っ」

「コハルちゃん、お待たせ~…。おっ!晴弥くん、登場~」

険悪な私たちの前に、ご機嫌タツが現れた。







おかげで、助かった。

機嫌の悪かった晴弥は、タツの顔を確認すると…

フッと表情を和らげた。

「…んだよ、オマエかよ!どーりでブータンがここにいるワケだ」

「そ。オレが連れて来たー。だって…なぁ。オレたち二人、晴弥待ちだよなー」

なっ?て言って、タツが私の前に

大きないちごパフェを置いてくれた。









「え…、何?コレ」

「オレがマメな男の証っ」

そう言って、タツはニコニコ笑顔で晴弥と私を見比べた。






「…は?パフェとマメの繋がりがわかんね」

晴弥は顔をしかめてる。