噂の彼の甘い罠2アイドルと秘密の恋愛

「晴っ…フが…」

晴弥に、とっさにパンを口に突っ込まれた。

ひ…ひどいぃ。

「オイ何やってんだ?こんなトコで…」





ビクビク

そーだ。あの部屋で大人しくしてるなら連れて行くって、言われたんだった。

「しかも、そのカオ…」

呆れ顔の晴弥を前に、

だんだん自信がなくなっていく。







ヘアメイクさんも、タツも誉めてくれた今日の私。

でも、晴弥が気に入ってくれないなら

…何の意味もないよ。









「…ごめんなさいっ」