ナルホドねぇー。

だったらそう、言えばいーのに。





「小春、晴弥くんはぁ…小学生の時の小春が好きだったんでしょ?

ロリコンとか言ってる場合じゃないっつーの。ハタチ過ぎたのが高校生に興味持つ時点でもうヤバいよね!」

え。

本音は、ソレ?

椎名ちゃん…

やっぱヒド~いっ!







「ズルいよぉ。タツがハタチならどーする?」

「タツはタメじゃん。そんな例え話してもしょーがないよ?」

アッサリかわされてしまう。

椎名ちゃんの好きなタツ。

結局忙しくて、あんまり学校に来れないうちに…

一年がたった。







「とにかく、来週なんでしょ?晴弥くんがびっくりしちゃうぐらい、可愛くして空港に行こう!

ねっ、小春」


…うんっ!













そして、

その

運命の日が…

やって来た。