「ごめんな……」


って言って、晴弥は私を抱きしめた。


この温もりを、


もう……感じるコトはないんだろうな。


それなら


私も、もう今日で最後にしよう。






晴弥を好きだったコト


出会えたコト






それはただ、


淡く、はかない


夢に過ぎなかったんだって……。