「大丈夫。もう好きだし……」


「えっ!」


顔をあげると、晴弥と目が合った。


ドキッ。


晴弥の手が、私のうしろ頭に添えられる。


ドキドキ!


うわ、どうしよう。


「……目ぇ閉じて」


「う、うん……」







――チュッ。