みんなのそばに駆け寄り、訴える。
「このパイ辛いっ!」
「小春、これがおいしいのよ?ピリ辛が」
お母さんはニコニコしてる。
いや、ピリ辛とかのレベルじゃないし。
「晴弥は?」
「オレ辛いのヘーキ」
なぬっ。
私だって辛いの好きだよ?
でもパイにキムチはないでしょぉ。
「ねぇ、見てよ。こんなに真っ赤……」
パイの中を見せようとしたら、サリンちゃんが私の手から、
パイを取り上げた。
「マズいってことでしょ?……小春ちゃんって、性格悪い」
グサッ。
「サリンちゃん……そんなつもりじゃ」
謝ろうと思ったら、
サリンちゃんは晴弥に背を向け、ニヤリと笑った。
え。
うわっ、性格悪いの
サリンちゃんだぁっ!
「このパイ辛いっ!」
「小春、これがおいしいのよ?ピリ辛が」
お母さんはニコニコしてる。
いや、ピリ辛とかのレベルじゃないし。
「晴弥は?」
「オレ辛いのヘーキ」
なぬっ。
私だって辛いの好きだよ?
でもパイにキムチはないでしょぉ。
「ねぇ、見てよ。こんなに真っ赤……」
パイの中を見せようとしたら、サリンちゃんが私の手から、
パイを取り上げた。
「マズいってことでしょ?……小春ちゃんって、性格悪い」
グサッ。
「サリンちゃん……そんなつもりじゃ」
謝ろうと思ったら、
サリンちゃんは晴弥に背を向け、ニヤリと笑った。
え。
うわっ、性格悪いの
サリンちゃんだぁっ!


