「…はふっ」

「オラオラ、ぐだぐだすんなぁ?」

晴弥…オニッ!





飛行機は意外とすぐに、晴弥の母国へ到着。

ターンテーブルから流れてくる日本からの荷物を取り、ゲートを出る。

空港、広すぎっ!

タクシーに乗る前に、重い荷物を持たされひたすら歩く。

お母さんは寝ている翼をおぶって、両手に荷物。

私も小さなスーツケースと、晴弥のおうちに持って行く大量のお土産(母購入)。

晴弥は私の荷物を持ってくれているけど、お母さんがアホみたいにお土産買うからぁ…重いっ!

こんな事なら、大きなスーツケースに全部入れてくればいいのに。