うわっ。

くる?

きちゃう!?

目を閉じ…更に、ギュッと閉じた。

今度は唇突き出してないし、だ…大丈夫だよ、ね?







飛行機の中、風を感じた。

それは

晴弥の吐息だったのかな。






まぶたの向こうの薄明かりが

少し陰るのを感じた瞬間…

感じた唇の暖かさ。





初めての感覚にドキドキしながら





晴弥とこうしていられる事の

幸せをかみしめた。