フフッ

こんなコトされた後の晴弥、こーんな癒しのキラキラスマイル、しないし。

ケッて言って毒吐いてそう。

一人でクスクス笑ってると、マンガが上に飛んでいった。

ん?

飛んでいくわけないし。

て、コトは。

恐怖を覚えつつ、ゆっくりと右を向く。

ぎゃっ!

晴弥、私から取り上げたマンガをマジマジと見てる。

「あ…あのー、それは」

「何だ?コレ。…またオレの裸想像して…キモッ!」

「キモッて言わないでぇー。そっ…それに、そのシーンはたまたま」

何でいっつも晴弥のプールや海のシーンで、こんなコトにぃ。

全然キョーミありませんからぁ!外見は…晴弥の顔にしか興味ないって言ったら、それこそもっと怒られそうだけど、ね…。