サングラスをしているだけの晴弥。さっきから私は間近で見る彼にドキドキしっぱなし!

ふとした仕草も、チラリと私を見る視線も

だって…

全てがカッコいいし!

そして、声も、最高に甘いっ!

「な~にジロジロ見てんだよ。金取るつってんだろ?」

「ねぇ…晴弥だって、客室乗務員にバレてないのかな?」

「さぁ?バレてるかもな」

「えぇっ!?」

慌てて晴弥から手を離す。

「あちとらしょっちゅうタレント乗せてんだぜ?いちいち構ってられっかよ。オレレベルなんか、どーでもいいって」

サラリと言ってくれますが?

「晴弥が乗ってたら、私…確実にガン見だから!」

「…怖ぇ~。ヒく」

えぇっ!そんな事言わないでよぉ~。