Black★Joker【完結】


「なぁ、俺もまぜてよ?今さ、スゲェ暇なの」


からかい半分、本気半分。


暇つぶしにそう言うと、何故かみぃ~ちゃんが俺の姿をジロジロ見て予想外の反応を示した。


「……ねぇ、たぁ~くん。まぜてあげる?」


「えぇ?!ありえないよ!!どうして?!」


尋常じゃないくらい慌てふためくたぁ~くん。


「だってこの人、すごいカッコいいんだもん!!」


女はたぁ~くんの腕をパッと離すと、俺の腕をガシッと掴んだ。


「あたし、あなたと遊びたいなぁ」


みぃ~ちゃんの胸が容赦なく俺の腕にぶつかってきて。


やっぱり、みぃ~ちゃんは80点だ。


ハリがあってなかなかいい感じ。


……って、今はそんなこと考えてる場合じゃない。


「いやいやいやいや。冗談だって」


何で本気になってんだよ。


めんどくさいことが大っ嫌いなくせに、自分からめんどくさいことに足を突っ込んじまった。