「……俺の家に来る?それともラブホ?」 「え~……もう我慢できなぁーい!」 「えぇ~?じゃあ、ここでしちゃう??」 「もー!!たぁ~くんのエッチ!!」 こいつら真昼間に何て話してんだ。 最高にウゼぇ……けど、最高に羨ましい気がする。 すれ違い様にちょっとした出来心で、 「ここでしろよ?見ててやるから」 そう呟くと男がいち早く反応した。 なんて顔してんだよ。 男は恐ろしいものでも見たかのように目を見開いている。 パッと振り返ったその顔があまりにも間抜けすぎて、俺はブッっと吹き出した。