「俺、これから先もずっとこんなんだけど一緒にいれる?」


俺がそう聞くと、美空は大きく頷いた。


「いられるよ。ずっとずっと一緒にいられる」


「そっか。なら俺もずっとずっとずっと一緒にいてやろう」


美空の頭を撫でながらニッと笑うと、美空は突然俺の頬にキスをした。


「その約束……絶対に忘れないでね」


「おう、美空との約束は忘れねぇよ」


「……本当に?」



本当だって。俺、今回のことでよく分かった。


俺は美空が思う以上に、お前に惚れてるよ。


「本当」


俺は美空の唇にそっとキスをした。