「じゃあ、みんなでカラオケでも行こうよ?龍馬のバイト先の」 あたしがそう提案すると、涼子は顔を引きつらせた。 「あんたね、こんなカッコいい男の前で歌なんてうたえるわけないでしょーが!!それにあたしはもう帰るの」 涼子はあたしを横目で睨みつけながら小声で囁く。 「大丈夫だよ。歌えるって」 「あたしはまだあの美貌に目が慣れてないのよ!これ以上一緒にいたら、ほんとうにどうにかなっちゃいそうなの!!分かる?!」 コソコソと喋るあたし達を龍馬は不思議そうな顔で見つめる。