「メソ男と俺、案外うまくやってるから安心しろって」 「うまくって何が?」 「メソ男って面白いじゃん。からかうと顔真っ赤にして言い返してくるし」 「龍馬と優って本当に相性抜群だよね?」 龍馬と優のやりとりが頭に浮かんで思わず顔が緩む。 「そうか?でも、俺と美空の相性の良さには負けるわ」 「……え?」 そう聞き返す間もなく、龍馬はあたしの唇を奪った。 唇をこじ開けて入ってくる龍馬の柔らかい舌。 口の中で龍馬の舌が自由に暴れまわる。