Black★Joker【完結】


「美空と一緒にいると楽しい。だから好きなんだよ、きっと」


「な、な、何それ?!」


なんだかよく分からないけど、付き合えるのはすごく嬉しい。


だけど、なんかまだ頭の中がゴチャゴチャしていて素直に喜べない。



「龍馬、あのさ……――」


でも、付き合うならちゃんとした付き合いをしたい。


龍馬の言い方からすると、友達の延長線上の付き合いのような気がして。


きちんと確認を取ろうとした瞬間、


「……っん!!」


あたしの唇は龍馬によって奪われた。