すると突然、「龍馬ー!!」という叫び声が耳に届いた。 バタバタと背後から大きな足音が聞こえてくる。 その足音はあたし達の前でピタリと止まった。 「久しぶりー!元気してたぁ?」 「おー、元気元気。お前は?」 「元気だよ!!」 足音の正体は、背の高いモデルのような女の人だった。 露出の高い服から見える健康的な小麦色の肌。 手足は長く、折れてしまうんじゃないかと心配になるほど細い。 大胆に開いた胸元から見え隠れするくっきりとした谷間。 あたしはたまらずに目線を足元に落とした。