Black★Joker【完結】


すると突然、「龍馬ー!!」という叫び声が耳に届いた。


バタバタと背後から大きな足音が聞こえてくる。


その足音はあたし達の前でピタリと止まった。


「久しぶりー!元気してたぁ?」


「おー、元気元気。お前は?」


「元気だよ!!」


足音の正体は、背の高いモデルのような女の人だった。


露出の高い服から見える健康的な小麦色の肌。


手足は長く、折れてしまうんじゃないかと心配になるほど細い。


大胆に開いた胸元から見え隠れするくっきりとした谷間。


あたしはたまらずに目線を足元に落とした。