龍馬と一緒にいる時間はすごく幸せで。 意味のない会話にも意味がある様な気がして。 もっともっと龍馬を知りたい。 もっともっとあたしを知ってもらいたい。 そんな想いばかりが強くなっていく。 「そろそろ行くか?」 「うん」 チビチビ飲んでいたミルクティーが空になるのを待って、龍馬は立ち上がった。 待っててくれて、ありがとう。 そんな少しの優しさすら堪らなく嬉しくて。 胸がキュンっと締め付けられた。