先輩に憧れていることは内緒。

親友の大越理華(おおこし りか)にも話してない。

誰かに話したら、なんとなく願いが叶わないような気がして。


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梅雨が明けた。

奏美は、相変わらず夜の魔法学校と、昼間の高校生活を両立させていた。

疲労はピークだったけど、おばあちゃんから毎朝蜜を飲ませてもらい、時には夜も御馳走になった。

そのおかげで、なんとか倒れずに済んでいた。