奏美は、普通に高校に通いながら、夜になると魔法学校へ通った。

夕食を済ませ、だいたい夜の8時くらいから行けるように心がけた。

こちらの時間と魔法界の時間の流れはほぼ同じ。

あまり遅くなっても、人間界での生活に困ってしまう。

2時間を目処にして、出来るだけ毎日学校に通うように計画を立てた。

「これでよし!っと。」

他の人に見られても気づかれないよう、手帳に予定を書き込む。

魔法学校の予定は、全部緑色のペンで書いた。

内容がバレないように、文字や記号じゃなくイラストにしておいた。

これだと端っこの方に、ちょこっと書かれて意味がないように見えるだろう。