兄は大学を卒業するとそのままアメリカに残り何年か後、念願叶い弁護士となった。

今では結婚もし子供を二人儲けている。

僕の方はといえば、地元の大学を卒業後、出版社に勤務。

何年かライターとして活動し、その後フリーに転身。

その際取材も兼ね訪れた日本に魅かれ、今こうして日本で暮らしている。   

もしも兄の存在がなかったら、日本で暮らすことなど考えもしなかっただろう。

まだ僅かな期間だが、ここでのたくさんの貴重な経験を思うと兄に感謝せずにはいられない。

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