EMERALD



恐る恐る、みちるがレオナードを見上げる


「レオでいいよ。君は・・・」

「原田 みちるです!」

「みちるだね。彼はエドワード」

「よろしく。エドでいい」


満面の笑顔で握手を交わすみちる

世羅はそんなみちるを見て、楽しげに笑う


「テスト勉強?」

「そうなんです。世羅に教えてもらってて」


みちるが世羅の背中を叩く


「一緒に、どうですか?」

「ちょうどいい。日本語の科目教えてもらおうぜ」