ペットボトルを開けると、炭酸の抜ける音が響く 「振ったり、落としてすぐに開けちゃダメよ」 「どうして?」 「とんでもないことになるから」 楽しげに笑って、世羅は小さいペットボトルを開ける 「お味はどう?」 「・・・スッキリ?でも、辛いような・・・爽やかな・・・」 「ん?」 「・・・美味しい。今まで飲んでいなかったのが、勿体無いくらい、美味しいよ」 「それは良かった」