レオナードの意味ありげな微笑みに、さっきまで喧嘩していた2人は顔を見合わせた 裏門で一人待っていると、なんだか居心地が悪くなってきた 10分過ぎても、待ち人は来ない 「・・・・・・帰っても、いいのかな・・・?」 そんなことを思っていると、真っ白なリムジンが目の前で止まった 「やぁ、セーラ。乗って」 「乗って?でも・・・」 そんな軽く言われても、すんなり乗る気にはなれない