そう言われて、セーラはエマの後ろを追いかけた レオナードの寝所、いわゆる寝室は、豪華な扉を通った先、もう1つの更に豪華な扉の奥にある エマは、迷いのない足を止めた 《どうぞ》 《私だけ、行くんですか・・・?》 《当たり前でしょう。レオナードは眠ってるらしいから、叩き起こすなりなんなり、好きにして。襲ってもいいわよ。じゃあね》 さりげに怖いことを言われた気がする 取り残された世羅は、しばらく扉の前で迷う