人は、案外たくましい 死ぬほど辛いと思っていたけれど、私はもう辛くはない 懐かしい思い出 過去の出来事にすることだけを考えている 《セーラ》 「───────!!」 「どうかしたか、日向?」 「ううん、なんでもない・・・」 声が聞こえた気がした (・・・幻聴ね・・・・・・) 故意に忘れることって、とても難しい その内、思い出すこともなくなるのかしら?