安達さんがみちるからカメラを奪って、いらない写真を消していく 「それに、違う所へ行くって言っても、皆近場だから、会おうと思えばいつでも会えるわよ?」 「そうだよね!」 元気を取り戻したみちるは、安達さんからカメラを奪い返し、校舎の写真を撮ってくると言い残し、走り去っていった 残った私と安達さんは、無言のまま、しばらく校舎を見つめていた 「思ったより、元気だな」 「・・・・・・うん。思いっきり泣いて、食べて、眠ったら、元気になったわ」