もし起き上がり、泣いている自分を見たら、彼はどうするだろう? その足を止める? 泣いてる私を、抱き締める? それは、喜ぶことじゃない 悲しむこと だから、世羅は起き上がらない 真っ白なシーツを握り締め、去り行くレオナードを思い、声に出さずに涙を流す 行かないで 好きなの 大好きなの 愛してるの 行かないで!!! 「・・・・・・・・・・・・・・・レオッ」