自信をもってジャンを指差すエドに、ジャンは言い返すことも出来ず、自分を差す指を払った 《で、陛下は納得してくれたのか?》 《母上を出したら、すぐにね》 レオナードの答えに大笑いしたのは、エドだけ ジャンは苦笑い 《さすがは陛下。期待を裏切らないね》 《笑いすぎだ、エド。失礼だろ?!》 注意をするジャンの言葉など聞く気もなくて、エドはレオナードを早足で追いかける 《エド?!人の話を聞け!》