ホテルの一室に案内されたかと思うと、妖艶な雰囲気をまとった女性が出迎えた 「では、僕は殿下に連絡しておきますので、あとはお任せします」 「あ、あの・・・」 ジャンは嵐のように立ち去って行った 「え、えっと・・・」 見知らぬ人を前に、世羅は戸惑う 「椿原 絢子よ。【LEONE】の専属スタイリスト兼ヘアメイクを務めているわ。桐生 マリアを知ってる?彼女の専属もやってるわ」