「原田、忘れるなよ?行きたい、って言い出したの、お前なんだから」 「分かってるよ。世羅、電話して起こして」 「・・・・・・・・・他人任せか」 みちるの頭を軽く叩いて、美優は呆れて呟いた 5分たった 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 10分たった 「・・・・・・まぁ、このくらいは予想してた」 20分たった 「・・・・・・・・・・・・遅い」 30分たった 「・・・・・・・・・・・・・・・遅すぎる!」