EMERALD



《どうして、そんなことを聞くんだ?》


レオナードに問われて、エドは動揺する


《な、なんとなくだよ!さ、学校に行こうぜ》


レオナードより先に歩き出すエドに首を傾げながら、レオナードはエドを追いかけた







ねぇ、知ってる?

大切な人を失う感覚を

笑えなくなるの

楽しめなくなるの

申し訳なくて、申し訳なくて・・・

世界が色を失うの


「世羅、私の話聞いてた?」