レオナードがジャンの答えに笑うと、屋敷中にいくつもの目覚まし時計の音が響いた その音の大きさに、レオナードも、仕掛けたジャン自身も、耳を塞いだ 《いつもより、多くないか?》 《多かったみたいです・・・》 微かに聞こえたような気がした声は、エドのものだろうか? 悲鳴にも似ていたような・・・ 《様子を見てきます。目覚ましも、エド1人じゃ電源切れないでしょうし》 《そうだね、頼んだよ》