確かに、と言いたそうなエド 《それなら、僕が知ってるよ》 《な、なんでだ?!》 《殿下?!》 レオナードの衝撃的な発言に、2人が慌てる 《以前、セーラを抱き上げたことがあっただろう?その時に、なんとなく》 《なんとなくで、分かるものなのか?》 エドが、ジャンの耳元で囁く 《僕には、出来ないよ》 ジャンが首を力強く横に振る 《俺にも出来ねぇよ!》