教室で、レオナードは黄色い声を浴びながら、エドと話をしていた 《お前なぁ、お姫様抱っこはいいよ、お姫様抱っこは。俺もたまに、冗談でエマにするし》 英語ではなく仏語を選んで話す辺り、周りのクラスメイトに聞かれたくないらしい 《そのたびに、エマに殴られてるけどな》 《エマって意外と重くってさ~。・・・って、こういう話をしたいわけじゃない》 机を叩いて、エドが脱線した話を元に戻す 《じゃあ、どういう話をしたいんだ?》