通りかかった友人に、みちるが助けを求める 「でもさぁ・・・」 「知らないよ。ていうか、あんたはどうせ宿題について心配してるだけだろ?」 図星なのか、みちるは黙ってしまう 「じゃ、私は部活があるから」 「引退じゃないの?」 「あぁ、引退自体はしたが、後輩の指導があるから、週2で部活に顔出してる。暇なお前と一緒にするな」 鞄とスポーツバックを持って、美優はさっさと教室から出ていった 「逃げたな・・・」