自分の世界は、どこよりも安全で、どこよりも心地いいものなのだから 夏休みも終わって、1ヶ月半近く訪れることのなかった学校を、久しぶりに見上げてみた 「だるい~・・・、休みたい~・・・」 隣でうめくみちるを、呆れ顔で見下ろす 「文句言ってないで、行くわよ。どうせ、また深夜まで起きてたんでしょう?」 「セーブポイントが見つからなくてさぁ・・・」 徹夜は否定しないみちる