ジャンの変わりように、レオナードは戸惑う 《殿下が、とてもいい顔をしているので。この先、どうなるかは分かりませんが、僕はミス・セーラを良い友人だと思うことにしました》 微笑んだジャンの後に続き、聞こえてきたのは騒がしいエドの声 《そうそう。他人の恋路は邪魔するもんじゃない。見てる方が楽しいだろ?》 《そういうことを言ってるわけじゃない!お前は黙ってろ!!》 ジャンに怒鳴られたエドは、笑いながら逃げ出す