EMERALD



キーを渡して、隼人がマリアの額にかかる前髪を耳にかける


「じゃあ、携帯・・・あ、部屋だわ」


少し慌てるマリアに、隼人はため息をつく


「レオ!オレはマリアをつれて一旦部屋に戻る。戻ってくるまで、遊んでろ」


マリアの肩を掴んで、隼人はプールを出ていく


「水着のレンタルしてるよ。着替えてきたら?」

「ホント?世羅、私行ってくる」


スキップしながら、みちるが去ってしまう


「・・・・・・・・・・・・」