EMERALD



「水着、買いに行くんでしょう?」


みちるの服の袖を掴み、買い物に行こうと引っ張る


「隣にいるの、桐生 隼人じゃない?!」

「桐生 隼人って言うと、みちるのお気に入りのモデルか何か・・・?」


急にテンションの上がるみちるに、掴んでいた服を離す


「そうだよ。奥さんも綺麗なんだから。ねぇ、殿下にも会えるし、もしかしたら桐生 隼人にも会えるかも!」

「・・・・・・・・・行かないわよ、私は」