「どこまでって…

別にふつーだけど」


「お前ふつーって…隠すことねーじゃねーかよー。

やっぱさ、あんだけ年上だとそういうことも慣れてる感じ?

いいなー。えりちゃんってすげーエロそうな雰囲気出てるもんなー」


俺の返事も聞かずに勝手に話しを進める海人を軽く流した俺は

そそくさと教室を後にする


廊下を速足で歩き食堂に向かうと

何やら女子生徒と楽しそうに笑う先生の姿が目に入った





“えりちゃんってすげーエロそうな雰囲気出てるもんなー”





そんなの海人に言われなくたって俺が一番よく分かってる


先生に触れると

何ていうかもっともっと

何もかも全部欲しくなって…って


こんなこと考えてる時点で、俺も海人と一緒か…。