俺が先生に自分の気持ちを告げた時。
まさかその時は先生と付き合えるだなんて思ってもなかったし。
それ以前に俺の気持ちは、先生にとって迷惑なんだってそんな風に思ってた

だから
先生に“好き”って言われた瞬間。
大袈裟だけど時間が止まったかと思うくらいに信じられなくて

身体全体が高揚していったのを今でも覚えてる





その日は珍しく先生から”放課後教室に来れる?”なんてメールが来た

学校では会わないようにしようって言い始めたのは先生の方なのに、なんて
ちょっと不思議に思ったけれど
そんなことよりもその時の俺は、先生に会えることで頭がいっぱいだった