初めて彼があたしの部屋に来てから
こうやって一緒に朝を過ごすことは何度かあった


こんな風に泊まって大丈夫なの?なんて心配するあたしをよそに
“だって先生とずっと一緒にいたいんだもん”なんてはぐらかす彼。

だからあたしも強くは言えなかった




毎日毎日彼のことを想って

どんどんどんどん彼を好きになっていく。


そんな自分が怖くもあり
それと同時に愛おしくもあった




だけど、

全てが幸せに上手くいくはずなんかなくて。



この頃からだろうか。


あたしがある“恐怖”に怯え始めたのは