乱華~羽をくれた君~【完】



それからしばらくして、あたしもうとうとと、眠りについた頃……



突然、ドッスン!!!っと大きな音が鳴った。



目を覚ますと、横で陸さんが眠っていて。


あんな大きい音したのに起きないなんて…よほど仕事で疲れてるんだな。



あたしは体を起こして真っ暗なリビングを見渡した。


すると、ソファーから落っこちてる翔真さんの姿があった。


それでも毛布を剥ぎ、お腹を出して眠っている。



こっちもすごいな…あんな落ち方して起きないなんて。



室内は冷え切ってるのに、あれじゃ風邪ひくだろうな…


そう思いながら寝なおそうとしたけど…


おせっかい焼きなあたしはそれをスルーできなくて。




仕方なく起き上って翔真さんに毛布を掛けてあげた。



しかしその瞬間、腕を掴まれた。



「ひぃいいいっ!」