乱華~羽をくれた君~【完】



亮輔さんの言葉に、心の中で『え!?』と叫んでしまった。


なに余計な事言っちゃってんのー!!




「んー、そうすっかなー帰るのめんどいし」



う…帰ってほしいのに…



しかしうちらが洗い物している間に翔真さんはソファーで眠ってしまった。



まぁ、寝てるならいいか…




「じゃ、栞はオレの部屋で寝るからお前らリビングでいい?」



亮輔さんが布団と毛布を持ってきてくれた。




「いーよ、こいつはここでいいだろーし」



そう言って陸さんがソファで寝ている翔真さんの上に、乱暴に毛布を掛けた。




さっきまでたくさんの人で賑わっていたこの場所も、亮輔さんと栞が二階へ行ってしまった途端、静かになった。


翔真さんは起きる気配もなく、スヤスヤ眠っている。




「…すごい爆睡してるね」



「能天気なやつだろ」



陸さんが横で笑っていた。