でも、不安なんだ。 私の過去をすべて聞いて、そんな私を恋愛対象として見てくれるのか。 叶わない恋なんじゃないかって。 できればこのまま、穏やかに時間が流れてほしかった。 ―――波乱の嵐は、すぐそこまで来ていたのに。 .