━あれから五百年の月日が流れた―

五百年経った今、魔王家は七代目を迎えていた。
そしてその七代目は今まさに勇者と対峙し、魔王としての大仕事を果たし終える。

「おぎゃーおぎゃー」

七代目が仕事を終えた直後、新しい魔王の子が誕生した。

八代目はなんと……

女の子。

女の魔王は初代様以来。
初代様の再来だと城では大騒ぎになり、そして宴の準備が始まった。

これから、八代目魔王の成長をお届けすることとなる。