「……寒い」 それもそのはず。 ダンジョンの中は外より6、7度も気温が低いのです。 「火」 早く温まりたかった清龍は面倒な呪文の詠唱を破棄して、最小限の労力で(その分魔力消費量が多いけれど)杖の先に火を灯しました。 さらに歩くこと数十分。 適当にフィーリングで歩いていると、魔物に囲まれている少年を見つけました。