その夜。 「次!!」 「はっ!!」 「うぉっす!!」 家来の声で2人の若い男が魔王の前に進み出ました。 「俺たち3人で【Night Suns】って言います」 リーダーの海晴が名乗りましたが、それを聞いて魔王は訝しげな顔をしました。 「3人? どう見ても君とそこの緑のバンダナ君の2人しかいないのだけど?」